土地・建物の売買について

質問

土地・建物を売却したい

親 :息子から取り壊して更地にして売った方が良いと言われている
息子:将来の相続のことも考えると、この建物をそのままにされては困る

答え

土地だけではなく、建物も大切な不動産の一つです。しかし年数が経つと価値が急激に下がってしまうどころか老朽建物ともなれば取り壊し費用を更地価格から差し引くことになって「マイナス資産」となってしまいます。この様な中古建物付土地は売買をはじめ、その取り扱いが更地に比し格段に難しい面があります。「取り壊して売ればいい」又は、「取り壊し相当額を減額して売ればいい」と考えれば最も簡単かもしれませんが、自分にとって長年の生活の場でもあった土地や建物は、地域に密着した様々な思いの詰まった「人生の一部」でもあります。
あらゆる事情で、現在県外に居住し「県内不動産は空地、空家の状態」という方も少なからずおられます。「ふるさとではあるが、土地や建物を手放さなければならない。」また、「人に貸しておいて、自分が引退したら又帰ってきたい。」という場合も合理的なアドバイスを受けることは有益です。

 

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